この記事では環境シミュレーションツールの一つであるHoneybeeについて紹介します。Honeybee は、 Radianceを使用して日光シミュレーションをの構築と実行を行い、 OpenStudioとEnergyPlusを使用してエネルギー モデルの構築と実行を行い、それらの可視化をサポートします。
Honeybeeとは

Honeybee は、環境設計において重要となる日光や熱力学のモデリングをサポートします。具体的には、Radianceを使用した日光や放射をシミュレーションの加え、EnergyPlusやOpenStudioを使用したエネルギーモデルの構築と実行を行い、それらの解析結果の視覚化をサポートします。これらの機能を搭載した計算エンジンを、Rhinoceros+Grasshopperのパラメトリックなモデリング環境と連携させることで、動的な環境シミュレーションに基づく建物や空間の形状最適化に活用することが可能です。以下のリンクより公式サイトにアクセス可能です。
Grasshopper Component|Ladybug Tools LLC
About Honeybee:https://www.ladybug.tools/honeybee.html
Honeybeeの特徴

上図のHoneybeeを用いた環境シミュレーションのイメージに基づいて、その検討事例を以下で紹介します。
- 照度解析:通年の照度分布を解析し、様々な昼光利用指標を時刻別の粒度で解析
- グレア分析:グレアの発生分布や、輝度画像を用いて視野内での影響を可視化
- 冷暖房利用解析:年間エネルギーシミュレーションで熱負荷と冷暖房利用を推計
- HVACのサイズ選定:熱負荷のピークを推計し、HVACシステムのサイズ選定に活用
Honeybeeのインポート方法
Honeybeeは、Grasshopper向けコンポーネント集として展開されているLadybug Toolsに含まれています。そのため、Ladybug ToolsをインストールするとHoneybeeも同封されております。Ladybug Toolsのインストール方法については、下記の記事で紹介しておりますので、ご参考ください。
MENTERU tech|Grasshopperで気候データ分析を実現するLadybugとは
https://tech.menteru.jp/notes/About-Ladybug-of-Grasshopper-Components
Honeybeeの活用方法
以上で、GrasshopperのコンポーネントであるHoneybeeについて紹介しました。Honeybeeを用いることで光や熱のシミュレーションが可能となり、エネルギー効率の評価を建物や空間の形状の計画に考慮することが可能です。今後は、Honeybeeを活用した事例を紹介していきます。
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